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管理人ひさこによるガンダムSEED DESTINY及び蒼穹のファフナーのファンサイトブログです。オフィシャル等とは一切関連はございません。
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永遠のパズル 11 (#33~34)
TB[ - ]  CM[ 0 ]   Edit   2005/10/06[ Thu ] 23:09
意識が、ふわり、と浮遊する。

身体は重いのに、その中の精神だけが離れようと上昇するような。

そんな不思議な感覚の中で。

アスランは、霞んだ世界に、シン、を見た。

ああ、シン、だ。
シン、が居る。
俺のよく知るシンが、居る。
どこかぼんやりとした表情で、其処にいて。身体から精神が浮遊しかけている俺を、抱き締めている。
シンが抱き締めてくれるお陰で、俺は此処に居るんだ。

シン。シン…好きだ。
例えお前が、俺の想いを拒絶しても、この気持ちは変わらないから。
シン、どんな事がおきても、何をされても、俺は好きだから。

………シン………。

惚けた頭で何度も彼の名を呼び続けていると、急にシンの表情が強ばって。くしゃ、と歪んで、紅い眸から涙が零れてきた。
シンの涙が抱き締められたアスランの肌に染み渡る。
暖かい感触に、アスランの意識は心地よさを感じ、安心したかのようにまた閉ざされていった。



夢か現つか、判らぬまま。やがてアスランが目を覚ます。
「………っ、ぅ………」
シンに此迄にない程憎しみをぶつけられ、無残に抱かれた身体はひどく痛んでいて。疲弊した身体は動かない。
いつのまにか手首を後ろ手に縛っていたベルトは解かれ、冷たい床に四肢を投げ出し、乱れた軍服を身に纏った姿で倒れていた。ずり下げられたスラックスの合間から、血痕と精液の残泡が脚にこびりついているのが触感で判る。
一体どの位失神していたのだろうか。アスランは目覚めたばかりで未だ茫然としていたが、ふと自分以外の気配を、感じてはっとした。
その気配が、シン、だと本能で察して、アスランは床に倒れこんだ己の身体をがば、と無理矢理起こす。

途端に下半身に激痛が走り、思わず蹲った。
「…っ、う。ぅ…っ」
「………起きた?」
痛みに耐えながらもアスランがシンの声を辿って姿を探し後ろを振り向くと、薄暗闇の中で彼はベッドサイドに座って俯いていた。
「………シ」
名を呼び掛けて、やめる。犯されていた時にも名を呼んで激怒されたばかりだった。名すら呼べない事がひどく悲しかった。
「起きたんなら、早く身仕度した方がいいよ」
「………え?」
へたりこんだアスランにむかって、シンは視線を向ける事無く淡々と話す。その口調が、意識を失う前と明らかに違っていて、アスランは違和感を覚えた。

感情の込められていない声音。
憤怒も悲哀も、何も感じられない、声。

「…シン…?」
思わず名を呼んだが、それに対して激怒する事もなく。抑揚のない声は更に続く。

「これから、議長の会見が中継で全世界に放送されるらしいから。さっき、そう艦内放送があった」
「…会見?」
「クルーは皆ブリーフィングルームに集合だってさ」
そう云ってシンはふらり、と立ち上がった。しかし顔はアスランから背けるように俯いたままで、今彼がどんな表情をしているのか判らない。
「俺、先に行くから。あんた、ソレどうにかしてからくれば?」
云いながらシンが床に座り込んだアスランの横を通り過ぎていく。アスランの視線が彼から自分の身体へと移動して、局部を眸に映して辛そうに歪んだ。

其処は先程達しそうになった時にシンにがんじがらめに縛られたままで、未だ熱を帯びていた。

つまりは、自らソレを解いて解放しろ、と。

「…っ、シン…」
「………じゃあ」
縋るようにシンを見たが、彼は一度もアスランを見ずに部屋から出ていってしまった。

一人取り残されたアスランは茫然として今シンが消えたドアの向こうを見つめて哀しげに揺れた。
く、と唇を噛み締めて。ドアから視線を落として俯く。
シンの変わりように戸惑うも、今はそれどころではない。早く身仕度を整えて、行かなければ。
アスランは力の入らぬ手をそろ、と動かして、己の熱に触れた。
きつく結わえられた紐は肉に食い込んでいて、激痛しか感じられない。それでもゆっくりと結び目を解き、慎重にほどいていく。

「………っ、ぁ、う………」
急激にせき止められていた血流が流れ込み、一気にソレは膨らんだ。
「ぁ、…あ、あ、…っ!!」
ぶる、と震えてアスランは蹲り、己のモノを両手できう、と握り締めた。顎を床につけ、翡翠の眼は硝子玉のように虚ろにドアを見つめ。半開きになった唇から嬌声が溢れ出た。
「…っあ、は…ぅう…ッ」
握っただけで散々シンに扱かれ放出をせき止められた欲望は激しく疼き、アスランは床に射精していた。しかし長時間禁じられていた為に勢いはなく、ぼたぼたと零れるだけだった。
「あ、…っあ、う…あぁ…っ」
待ち望んだ放出はひどく長く感じられ、蹲ったままアスランは全身を激しく痙攣させて止まらない精液を床に吹き零し続けた。



ドアが閉じられた先で、シンは俯いて立ち竦んでいた。
柘榴の眸は潤み、目蓋は腫れていて。どれだけ泣いたのかを語らずとも物語る。ぎゅ、と噛み締められた唇が今にも切れそうでも、シンはじっと何かに耐えるように床を睨み付けていた。

今、己がすべき事。
それは、なんなのか。

自分に、言い聞かせるが如く。



長い長い射精が漸く止まり、アスランが快楽から冷め、その身をゆっくりと動かす。床を汚した精液をそのままにし、ずり下げられたスラックスを整えて。
散らされた蕾が激しく痛み、脚が震えていても、必死で身体を前へと進めた。


アスランがドアを開き、通路に出た時、其処には誰も、居なかった。
Category [ 時系列(No.03)【永遠のパズル】 ]
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