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ケモノの跡
TB[ - ]  CM[ 0 ]   Edit   2006/01/14[ Sat ] 10:45
ぞくり、とした。

朝目覚めて直ぐに着替えるシンの後ろ姿を、ベッドの中に潜り込んだまま寝呆けた表情でアスランは黙って見ていたのだけれど。
不意にシンの背中に走る赤い幾つかの筋を見つけ、鼓動がドキリ、と高鳴った。

そういえば、と。

昨夜は妙にシンが張り切っていて、いつも以上に泣かされた。

だから記憶も途中からは曖昧で、疲弊した身体は今もベッドから抜け出せない位にぐったりとしている。
そんな自分を気遣うようにそっと起き上がり、遅目の朝食を用意しようとして着替えているシンの背中。
気遣いは嬉しいのだが、正直いって目のやり場に困る。

「………っ」

頬が焦げ付きそうな位熱く火照るのが更に羞恥心を煽るから、アスランは息を詰めて枕に顔を埋めた。
微かな息遣いに気付いたシンが背中を露呈したまま振り返る。

「…アスランさん?」

あの時は、アスラン、と呼び捨てにする癖に。

ふと思い出したそんな事にすら動揺する。

「ごめんなさい、起こしちゃいました?」
「………いや、いい。気にするな…」
「そう?。じゃあ、まだ寝てて下さい。俺朝飯用意してくるから」
「…あ、ああ…」

枕に顔を伏せたままのアスランの髪を優しく撫でる仕草も、今は無性に腹が立つ。
アスランは様子がおかしい事を訝しむシンを一度も見ないままに彼を寝室から送り出した。

まだ顔が火照っている。

背中の傷。アスランがつけた爪跡。
感じ乱れた分だけ刻んだ証。

痛かっただろうに、一言も云わず気にしていないシン。

「………ああ、もう。どうしてくれるんだ…。馬鹿野郎…」

朝から盛るつもりはないけれど、シンの背中を見て昨夜の痴態を思い出し、まだ自分は若いのだと思い知らされた。
暫らくは毛布の中でおとなしく己を鎮めておこう。
そう思いながらアスランは食事が出来たからともう直ぐ呼びに来るであろうシンに、一体どんな顔をすればいいのだろうかと真剣に悩み続けた。
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