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管理人ひさこによるガンダムSEED DESTINY及び蒼穹のファフナーのファンサイトブログです。オフィシャル等とは一切関連はございません。
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ボディーブローな恋愛事情 表 01
TB[ - ]  CM[ 0 ]   Edit   2005/12/26[ Mon ] 01:20
「………………………」
『………シン、拗ねるな』
「拗ねてません!」
『拗ねてるだろ………』

そんな会話をもうどれ位繰り返しただろう。

シンは頬杖をついてそっぽを向き、ぷぅ、と頬を膨らませていて。
机の上にあるモニターに映されたアスランの顔をちらりとも見ようともしないで。

モニター画面の向こうのアスランは額に手をあて、痛む頭を軽く押さえながらもシンを見つめていて。
時折何度も溜息を洩らしてもいて。

たった今シンは、辿り着いたばかりのオーブに置き去りにされていた。
シンを呼び寄せた張本人のアスランは半ば無理矢理にプラントへと連れられていって。
本当なら出迎えてくれるはずなのに、そう言ってシンをオーブへと誘ったくせに、此処には髪の毛一本彼の気配はなかったのだった。

戦争が終わり、直後の混迷を処理しながらもオーブで過ごしていたアスランに誘われるがままに、ザフトに属したままのシンが除隊許可を得てアスランの居るオーブに移住しようと駆け付けた。

までは良かった。

だがシンがオーブに来ると同時にアスランはプラントの新しい長となったラクスに拉致まがいの召集を請け、すれ違いにプラントへと旅立ってしまっていたのだ。
それを知ったのはシンがオーブに降り立った宙港で。
着いたと連絡する前に宙港内の電光エキシビジョンに『アスラン・ザラ、ラクス・クライン率いる新政ザフト評議会議員に選出』とニュースの一報が流されたのだ。
それを見て唖然としたシンは慌てて近くの公衆電話ならぬ公衆通信回線からプラント行政府受付窓口を通し、必死に何とかしてアスランの元まで連絡を取り付けたのだった。
勿論その際に、除隊時にお世話になったイザークの名を利用させてもらったのだが。

ともかく、そうしてアスランと回線が繋がったのはいいが、彼は既に三度となるザフト軍の軍服を纏っていて。
但し『赤』ではなく『白』の衣を着ていたのだけれど。

『………怒るなよ。シン。仕方ないだろう…急にラクスから要請がきて…正式発表までは誰にも口外できなかったんだから…』

困り果てた顔でアスランが呟いた。

「俺にも話せないって、どういう事ですか!」

予想通りシンが吠えたてる。

漸くシンがモニター越しにアスランを睨み付けた。
怒りで赤い眼が更に色彩を増して鮮やかになっていた。

「大体、ザフト辞めてこっちに来いって云ったのあんたでしょう!。お前はまだ若いんだから軍人なんか辞めて普通の生活しろって!」
『いや、確かにそうだが…しかし、この場合仕方ないだろう…。ラクスには逆らえないしな…』

アスランが狼狽える。
相変わらずな忠犬体質は変わらない。
というよりも何故そこまでラクスを畏怖するのか、シンには判らない。

判らないから。

「俺がお前の面倒見てやるからって、だから一緒に暮らそうって!。プロポーズ擬いな台詞吐いたの、あんたじゃん!」

と、モニターをがしっ、と掴み、壊さんばかりの勢いで絶叫する。
当然宙港内だから周囲に丸聞こえで皆がシンを振り返って。
アスランが、がくり、と座っていた椅子から転げ落ちかけているのがモニターに映る。

『なっ、何っ!。ばっ、おまっ!。誰が何時プロポーズなんかした!』

顔を真っ赤にしながらアスランが叫び返す。
当然向こうにも部下らしき緑の軍人達がいて、皆アスランを凝視していた。

「あんただよ、あんた!。戦争終わって、オーブの慰霊塔で、ルナとメイリンと一緒に居た時!。あんたが云ったんじゃないですか!」
『だからっ!。それは確かに云ったが!。しかし、そんな意味じゃないっ!』
「じゃあ、騙したんですか!。あんた、またあん時みたいに俺を騙して裏切るんだ!」
『違っ、違う!。シンっ、いいから話を聞けっ!』
「だーーーっ!。煩せぇーーーッ!」

とんでもない台詞を連発して痴話喧嘩をし始めたシンに周囲が騒つくのを、アスランは動揺して必死に黙らせようとするも、完全にシンはぶち切れていて。
今目の前にアスラン本人がいたら確実に殴りかかっていただろう。
勿論それでもかわされてカウンターを食らって逆に沈められるのだが。
Category [ SS R15 ]
Thread Title[ 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY ]   Thread Theme [ アニメ・コミック ]
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