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管理人ひさこによるガンダムSEED DESTINY及び蒼穹のファフナーのファンサイトブログです。オフィシャル等とは一切関連はございません。
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【オボレルカラダ】
TB[ - ]  CM[ - ]  Edit   2008/09/22[ Mon ] 00:09
裏に【オボレルカラダ】投下しました。本能に忠実になって書いたネタです。最初から最後までです。これまたアスランおかしくなってます。特に意味はありません。



つか実はこれかなり前に途中まで書いて放置してたネタでした。余りに放置し過ぎてオチを忘れたとか、そんな事は決してない!ないんだから!





グダグダでごめんなさいorz
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Category [ SS R18 ]
裏に何か。
TB[ - ]  CM[ - ]  Edit   2008/09/16[ Tue ] 00:16
投下しときました。ご注意下さい。蜜柑ですから(謎)。



でもスッキリしたから後悔はしていないwww
Category [ SS R18 ]
月ひとしずく 15 (#43~45)
TB[ - ]  CM[ - ]  Edit   2008/09/14[ Sun ] 23:25

自らの命を危険に晒してまで得てきた情報を、アスランが皆に伝え終えた時だった。一区切りがつくのを見計らうようにキラが言い出した。
「アスラン、そろそろ医務室に戻らないと」
まだデスティニープランの本質を告げたばかりだ。どう立ち向かわねばならないか、皆で話し合い策を練らねばならぬというのに、こんな所で中座しろと言うのか、キラは。
「いや、大丈夫だ」
「駄目だよ」
当然嫌だとアスランは拒否したが、しかしキラはどうしても駄目だと首を縦に振らなかった。
「まだ怪我治ってないでしょ。顔色悪いよ?」
それを指摘されると、もう反論の余地はない。確かにまだアスランは満身創痍な状態である。明らかに無理をしていると判る顔色では強がっても意味はないし、はっきりと言われたせいでカガリがキラの味方についてしまった。
「そうだぞ、アスラン!」
「カガリ……」
「これからお前にも協力してもらわなきゃならないんだからな!」
「…………」
只でさえ分が悪い状況で、更にカガリまでもアスランに戻るよう言われては、どうしようもない。元より口下手なアスランには、この双子に勝てる自信は無いのだから。
「ね?アスラン?」
「……判ったよ」
ここは従うべきかと判断し、アスランはキラに苦笑しながら頷いた。
カガリが今言った、協力、という言葉には、返事をせずに。
「じゃあ何かあったら呼んでくれ」
そう言い残し笑ったアスランの表情は、どこか儚げだった。






来た時と同じようにメイリンと共に医務室に戻る帰路、付き添いとしてキラもついてきてくれた。メイリン一人では男のアスランを支えるのは辛いだろうという理由だったが、何かが引っ掛かった。肩を貸して支えながら隣を歩くキラの表情には、いつもの穏やかさが無い。思惑か何かを腹に抱えて、でもそれを言葉にはしない。伊達に長い付き合いではない、キラのそんな様子がアスランには気にかかるのだ。
実際キラは先程から何も喋らない。だからアスランも黙ったままだ。沈黙の中、医務室までの廊下を歩くのは決して良い雰囲気ではないだろう。二人の一歩後ろを歩くメイリンも恐らく困惑しているに違いなかった。
「キラ、俺に言いたい事があるんじゃないのか?」
本音を隠されるよりも真正面からぶちまけられた方がマシだと、アスランは敢えてキラに尋ねる。するとキラは勘づかれていた事を驚きもせず、重く閉ざした口をやっと開いた。
「じゃあ一つだけ聞いても良い?」
「ああ」
「どうしてさっきカガリの言葉に頷かなかったの?」
「…………」
やはりそれか、とアスランは内心溜め息をつく。笑って誤魔化しても、キラには見透かされていたという訳か、と。
先程カガリはアスランに、これからも協力して欲しいのだとはっきり言った。だがアスランは笑みではぐらかして答えなかった。
彼女の元を離れ敵地に向かい、再び姿を現した時には彼女の敵になっていた。しかも、自らの意思で。そんな不実を犯しながらも、ザフトを離反し戻ってきたのだ。彼女にとって、裏切者の自分が。
カガリがどんな想いで自分を案じてくれていたか、今も変わらず受け入れてくれているのを判っているからこそ。
アスランは肯定出来なかった。
「君の事だから気にしてるんだろうけど……でもカガリの前ではこれまで通りでいてくれないかな」
「キラ……」
「カガリは今必死だから。他の事を気にしてる場合じゃないんだ。だからアスラン、お願いだよ?」
「……ああ、判った」
問いかけに答えないアスランに、キラは言葉を濁しながら己の意見を告げてきた。アスランが協力する事に迷っているのを知っているかのような、多少含みを持たせた言い方が気になったけれど、頷くしか術はない。
アスランが願いを聞き入れてくれたのをその目で確認すると、キラはやっと表情を緩めてにこやかに笑ってみせた。
「でも……よく気付いたよね」
「デスティニープランの真相を、か?」
「そう」
然り気無く話題を摩り替えられたのにも何ら違和感はなかった。というよりキラ達からすれば当然の疑問だったからである。
「俺も最初は偶然だったんだ。幾ら探っても糸口が見えてこない時、偶々俺の部下達のデータを確認してみたんだ」
それは単なる思いつきだった。議長が選んだ選りすぐりの者達が乗るミネルバ、その中でも特に優秀とされた彼等パイロット。議長自ら復隊させたアスランに任せる程の人材なのだ、と。合流して直ぐに確認した彼等のデータを改めて見直しただけだった。

しかし、気付いた。

議長からの評価と、議長に誓う忠誠、それは比例しているのだと。

ザフトは年齢や性別関係ない実力が全ての軍隊だ。ルナマリアが女性だから、シンが男性だから、そんなのは理由にならない。けれど与えられた最新機からしてもシンに対する議長の評価の高さは伺える。そしてシンもまた、議長に心酔している。

まるで、ザフトに戻ったばかりの己のようだ、と。

シンも、アスランも、同じだと。

議長の駒の一つである、と。


そしてアスランがシンがザフトに入隊しミネルバに編成されるまでの経緯を糸口にして、議長の真意を調べ始めたのを気付いたかのように、状況は議長に有利に、アスランに不利に動き出した。
それでもアスランは周到に隠蔽されたデスティニープランをやっとの思いで探り出したのだ。

気付いた自分は云うまでもなく、気付いていないシンを。

議長の駒から解放する為に。


只、彼をあの場所から連れ去るのは出来なかったけれど。そうするしか方法はなかったのだと、今も思っているから。だから後悔はしていない。


「アスラン?」
「……あ、ああ。すまない」
つい物思いに耽り沈黙してしまったアスランに、キラが声を掛ける。
「その部下って……」
「え?」
急に小声で話すキラに、うっかり聞きそびれたアスランが首を傾げる。

「シン、って子?」

何故そんな事をキラが尋ねるのだろうか。

「その子、アスランとどんな関係だったの?」

一気に世界が暗転するような、そんな不安がアスランを襲う。

「君が意識不明だった時、シンって子の名前をよく呼んでいたから」

それ以上は聞きたくない。キラの口からは聞きたくなかった。

「もしかして君が議長の計画を探ったのも、ザフトから離反したのも、……カガリに協力するのを躊躇うのも」

この時初めてアスランはキラの真意を悟る。


「シンって子の為?」




探られていたんだ、俺はキラに。

此処に来てからずっと。
Category [ 時系列(No.08)【月ひとしずく】 ]
月ひとしずく 14 (#43~45)
TB[ - ]  CM[ - ]  Edit   2008/09/07[ Sun ] 21:17

アスランからもたらされた真実はとても重すぎた。特にカガリを始めとしたナチュラルには到底受け入れられるものではないだろう。事実皆が言葉を失っている。青ざめてカタカタと震え出す者や、隣に立つ者の顔を見る余裕すらなく呆然と何処かを見つめている者すら居た。
そんな中でも、数々の苦難を乗り越えてきた経験からか、カガリがいち早く立ち直る。
「どうして……そんな恐ろしい事を……っ」
やっとの思いで声を絞り出したカガリの呟きに、彼女達ナチュラルの恐怖が如実に現れていた。身の内からの恐怖に抗うカガリに、アスランは哀しげな眼差しを向けて、言った。
「だが恐らくこの計画に反対するのはナチュラルだけだ」
「何故だ!お前達は平気なのか、こんな計画を!」
アスランの言葉を、カガリは直ぐには信じられなかった。それまでの恐怖がたった一言で怒りにすり替えられ、仰々しい表情でアスランを睨み怒鳴って。まだ怪我が癒えぬアスランに飛び掛かろうとするのを慌ててキラが押さえ込むも、カガリの怒りは収まらない。
当然だろう、コーディネーターは議長の計画に賛同する可能性がある、とアスランは断言したのだから。
チラリと視線を移せば、カガリを押さえるキラがアスランの眼を見て頷いた。言いたい事は判る、と。
だからアスランはカガリにはっきりと告げた。何故そう確信したのかを。
「カガリ、判らないか?」
「え?」

「俺達コーディネーターは管理されるのを然程苦痛とは思っていないんだ」
「な……っ!」
又もカガリは言葉をなくした。さっきまでアスランに飛び掛かろうとした勢いすら今の言葉で削がれたらしい。バランスを崩し、押さえるキラの体に寄り掛かる程動揺した彼女に、今度はラクスが口を挟んだ。
「既にもう管理された人間だから、でしょう?アスラン?」
「ええ、ラクス」
やはり彼女も理解してくれたか、とアスランは肯定した。
コーディネーターは生まれた時からもう遺伝子を書き換えられている。それはこれから先の未来を有益に生きる為に、若しくは生まれつきもたらされた才能を限りなく生かす為に。そして各々の適正に合わせ将来を決めるし、共に未来を歩む相手をも遺伝子で決める。無論パートナーを選ぶのは遺伝子操作の弊害で出産率が低下する彼等なりの対応策でもあるが、より最適な相手を選ぶ傾向が予てよりあったのも事実である。
つまり、既に議長の計画の下地は出来ているのだ。
言い換えれば、議長はそこを上手く利用したとも言える。ナチュラルとコーディネーター、二つに区分されるこの宇宙で、人類の半数は既に遺伝子操作に違和感を持たない。残る半数のナチュラルをどう従わせるか、それだけを考えれば良い。

「議長が言葉巧みに計画を述べれば、今のプラントは彼の計画を支持するでしょう」
「ええ、ラクス。直ぐにとはいかなくとも計画は議長の思惑通りに動き始めます」
コーディネーターが計画に賛成するよう洗脳するのは、あの議長ならば容易いだろう。それだけのカリスマ性をあの男は持っているし、既に評議会やザフトは彼の手駒と化している。後はナチュラルを従わせるのみであった。
管理、否、支配される生きざまをコーディネーターは受け入れられる。無論それはナチュラルには理解出来ない。だからこそこれまでの確執があったのだし、戦争が起きた。
争いをなくす、その大義名分の為に、議長は計画を遂行する。己の手駒を操り、武力で捩じ伏せてでも遂行するつもりなのは明白だった。
「だから……ラクス」
「判っていますわ、アスラン」
アスランの呼び掛けに、ラクスはにっこりと微笑んで頷いた。
「計画を阻止する事が出来るのは……恐らく私しか居ないでしょう」
議長とは異なるカリスマ性を持ち、その発言の影響を恐れて抹殺されかけた、ラクス。彼女しか対抗出来ないのだと。
「そしてナチュラルを先導する事が出来るのは……カガリ、君しか居ない」
「私が?」
「君は争いを好まない、中立国オーブの長だろう」
「あ……」
アスラン言われ、カガリがハッとした表情を浮かべる。この先間違いなく戦争は激化する。今カガリ達が恐れをなしたように、ナチュラルが混乱したままでは圧倒的に不利な戦いになるのも目に見えている。それを抑え、導いて議長に対抗出来るのはオーブにしか出来ないのだとアスランは言っているのだ。
ラクスとカガリ、この二人が人類の未来を守る為には必要である。
そして。
「キラ、お前も……」
「うん、判ってるよ」
「ありがとう」
言論だけでは終息しない。武力には武力で対抗しなくてはならない。しかし議長に洗脳されたとはいえ無駄な血は流したくはない。その為にはキラの戦闘能力が欠かせない。これまで争いを嫌い、静かに生きたいと願っていたキラを表舞台に引きずり出す事にアスランは躊躇いすら抱いていたのだが、キラはその気遣いすら理解した上で頷いてくれた。

彼等に託して良かった、と。心底アスランは思った。
恐るべき計画を阻止するには自分一人では明らかに無理だった。彼等の力を借りねば叶わないと考えた。だから危険を犯してまで盗み出したデータを自ら届けに来たのだ。
一度は議長に洗脳されかけ、敵対した裏切り者の自分を赦してもらおうとは今更思わない。しかしどうしても協力してもらわねばならなかった。
「では共に立ち向かいましょう、カガリさん」
「ああ!」
ラクスの呼び掛けにカガリが強く頷く。その表情にもう恐れはない。
「アスラン、君も協力してくれるよね」
「……勿論だ、キラ」
ラクスとカガリ、二つのカリスマ。キラとアスラン、二つの強き力。議長と戦う為に必要な駒は、今此処で改めて決意を表した。それは他の者達にも伝わり、皆各々奮起する。

今度こそ、何者にも脅かせられない、平和な世界を。
そう、誓いあって。


「頑張ろう、アスラン」
「ああ、キラ」


全てを話し、共に戦う決意をしてくれた彼等を。

信じて良かった、と。



一人胸中で感謝しながら、アスランは差し伸べられたキラの手を握り返した。
Category [ 時系列(No.08)【月ひとしずく】 ]
【四つめのプレゼント】
TB[ - ]  CM[ - ]  Edit   2008/09/01[ Mon ] 00:01
初めて貰った誕生日プレゼントは、戦争が終わって暫くしてからだった。寒くて雪でも降るんじゃないかって時に久しぶりに会って、その時に渡されたのが最初だった。作りかけの中途半端なハロ。跳ねもしないし、勿論喋らない丸いガラクタに、キレた俺は言ったんだっけ。こんなの要らないって。そしたらアンタ笑った、ミネルバに居た時と同じ辛気臭い面して。困った顔して笑ってた。


ああ、前と同じだ、って。泣きそうになった。




次の年は空飛ぶ鳥をくれた。パタパタ翔ぶし、よく喋るし、しかも俺の頭をどついてくれた。トドメに赤い色って、普通そんな色にしないから。何より気にくわなかったのが、あのフリーダム野郎と色違いのお揃いだって事。前の年のハロだって二番煎じだし、同じのなんか欲しくないって言ったら、今度はアンタ拗ねたっけ。じゃあもうやらないって。


どうせそんなのその場の勢いで、直ぐに忘れるだろうって思ってた。実際俺は忘れてたし。でも、アンタは。




三度目の誕生日はプレゼントくれなかった。去年もうやらないって言っただろうって、アンタはマジ顔で俺に言ったよね。嘘だろ!って怒っても不貞腐れても知らんぷりしてさ。仕舞いには五月蝿いぞ!とか言って俺の頭をぶん殴ったっけ。凄くムカついて悔しくて堪らなくて……何だか悲しくて。それからアンタと口を聞かないで俺はふて寝したんだよね。折角久しぶりに会えたっていうのに、こんなのないだろう!って。


でもアンタ、内緒で用意してくれてた。手のひらに乗っかる、小さなハムスターもどき。朝起きてソレが枕元にあった時、俺不覚にも泣いちゃったんだよね。アンタは泣かれると思ってなかったみたいで、凄く慌ててた。泣くなよって言いながら頭を撫でてくれたの、よく覚えてる。
これハツカネズミっていうの?俺よく判んないけど。何でも昔アスハに言われたって。ハツカネズミに似ているって、アンタがさ。

それってさ、つまり、アンタをくれたって。

俺、自惚れていいんだよね?

俺だけのガラクタ。
世界で一個だけの、ハンドメイド。


俺に、アンタをくれたって。


アンタ、笑って誤魔化してたけど。




そして、今年。四回目の誕生日。アンタは今までで最高のプレゼントを俺にくれた。


今度こそ正真正銘の、アンタ自身。

家族になろうって、言ってくれた。

俺もお前も独りだから、家族になろうって。二人っきりだけど、家庭を作ろうって。お前もやっと、このオーブで一人前の大人として認められる歳になったんだから、良い機会だって。アンタ、ずっと前から考えてたって教えてくれた。あんなに俺がお願いしても嫌がってたのは、この日を待ってたからだって。



……俺さ、本当はちょっと自信なかった。今だけの関係で終わるのかなって、怖かったりした。でも、そうじゃなかった。アンタは真剣に考えてくれてた。もっと早くても良かったけど、それじゃ俺が若すぎるから周りからしたら子供と保護者でしかないって。そうじゃなく、正式に家族になりたいからずっと我慢してたって。
俺に話さなかったのは恥ずかしかったからだって。

そういう事はさっさと言って下さいよ!って俺は怒鳴りながら。


泣いた。

アンタに抱き付いて、みっともないけど大声で泣いた。

そんだけ嬉しかった。



ありがとう、俺を選んでくれて。俺を嫌いにならないでくれて。


俺を好きになってくれて、ありがとう。



アスラン。




俺も、アンタが大好きです。







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